たなかじま家具店でオイル仕上げの家具を提供し続ける3つの理由

TANAKAJIMA FURNITURE COLUMN

オイル仕上げの家具をおすすめする理由

家具は、買った瞬間だけきれいであればよいものではありません。
毎日触れ、傷がつき、家族の時間を重ねながら、暮らしの一部になっていくものです。
たなかじま家具店が長年オイル仕上げの家具を提案してきたのは、木の心地よさを感じながら、手をかけて長く使っていただきたいと考えているからです。

たなかじま家具店に展示されたオイル仕上げの無垢材ダイニングテーブルと椅子
木の表情や手触りを身近に感じられる、オイル仕上げの家具。

正直にお伝えすると、オイル仕上げの家具は、何もしなくてもきれいな状態が続く家具ではありません。
水分を長く放置すれば染みになることがあり、乾燥してきたらオイルを塗るなど、ときどきお手入れが必要です。

販売する側だけの都合を考えれば、表面を強い塗膜で覆うウレタン仕上げの方が、日常の扱い方を説明しやすく、最初の手間も少なく売りやすいのかもしれません。

それでも私たちは、
「自分たちが本当に心地よいと思える家具」を届けたい。

その考えを形にしたものの一つが、木の質感を生かし、使いながら手入れのできるオイル仕上げです。
ここからは、たなかじま家具店がオイル仕上げの家具を提案し続ける3つの理由をお話しします。

この記事でお伝えしたい3つのこと

1木の心地よさ

木本来の手触りや温かみを
毎日の暮らしの中で感じられます。

2直して使えること

小さな傷や染みを手入れしながら、家具を育てるように使えます。

3購入後の支え

販売して終わりではなく、メンテナンスや修理までお手伝いします。

1.木に触れたときの心地よさを大切にしたい

家具は、見るだけのものではありません。
テーブルに手を置き、椅子の肘を握り、毎日何度も身体で触れるものです。

オイル仕上げは、植物性オイルなどを木に浸透させて保護する仕上げ方です。表面に厚い塗膜をつくらないため、木目の凹凸や、さらりとした質感、季節によって少し変わる木の温度感を、手のひらで感じやすい特徴があります。

暮らしの中でふと家具に触れたとき、「気持ちがいい」と感じられること。それは数字では測りにくいものですが、毎日を豊かにする大切な価値だと私たちは考えています。

木目と自然な耳を生かしたオイル仕上げの無垢材テーブル

使うほどに、その家の家具になっていく

オイル仕上げの木は、光や空気、人の手に触れながら少しずつ色艶が深まります。新品の状態を保ち続けるのではなく、家族と同じ時間を過ごしながら表情を変えていく。その変化も、無垢材家具の魅力の一つです。

オイル仕上げとウレタン仕上げの違い

どちらかが絶対に優れているということではありません。
暮らし方や、家具に求めることによって適した仕上げは変わります。
それぞれの特徴を知ったうえで選ぶことが大切です。

オイル仕上げ

手触り:木そのものに近い、さらりとした質感

経年変化:色艶が深まり、使い込んだ表情になる

お手入れ:定期的なオイル塗布が必要

傷・染み:削り直しや部分補修をしやすい

向いている方:木の質感や、手をかけて育てる暮らしを楽しみたい方

ウレタン仕上げ

手触り:表面を塗膜で覆った、なめらかな質感

耐水性:水や汚れに比較的強く、日常管理がしやすい

お手入れ:基本的には乾拭き・水拭きが中心

傷・劣化:塗膜の深い傷は家庭での補修が難しい

向いている方:日々の扱いやすさや、水・汚れへの強さを優先したい方

※樹種、塗料、塗装方法、使用環境によって性能や質感は異なります。店頭では、実際に触れて違いをご確認いただけます。

2.長い時間をかけて育った木を、長く使いたい

家具の材料となる天然木の丸太

ナラ、サクラ、クルミ、ケヤキ、ウォルナット、ブラックチェリーなど、家具に使われる広葉樹の多くは、家具材になるまでに長い年月を必要とします。

私たちが目にしている一枚の天板も、すぐに用意できた材料ではありません。森で育ち、伐採され、乾燥し、木取りされ、職人の手によって家具になっています。

だからこそ、傷がついたら簡単に捨ててしまうのではなく、手を入れながらできる限り長く使ってほしい。家具をつくる側にも、販売する側にも、その価値を次へつなぐ責任があると考えています。

木が生きてきた時間に敬意を払い、
家具になってからも、世代を越えて使い続ける。

オイル仕上げの家具は、表面を研磨してオイルを塗り直すことで、傷や染み、乾燥による色褪せを整えられる場合があります。家具を「古くなったから買い替えるもの」ではなく、「直しながら暮らしを受け継ぐもの」として考えられることも、私たちがオイル仕上げを大切にする理由です。

3.販売したあとも、気持ちよく使い続けてほしい

テーブルは、家族が毎日集まる場所です。食事をしたり、宿題をしたり、仕事をしたり。
どれだけ丁寧に使っていても、10年、15年と過ごせば、小さな傷や染みは増えていきます。

それは家具を使ってきた証でもあります。ただ、傷や汚れが気になり、触れるたびに少し残念な気持ちになるのであれば、一度きれいに整えて、また気持ちよく使っていただきたい。

たなかじま家具店では、家具を販売するだけでなく、オイルの塗り方のご案内や、ご自宅での補修相談、状態に応じた訪問メンテナンス・修理を行っています。

家具を売ることは、長いお付き合いの始まりです。

お届けした家具が、ご家族の暮らしの中でどのように使われているか。これからも心地よく使える状態か。
購入後の生活まで見守り、必要なときに支えられる家具店でありたいと考えています。

約10年使ったテーブルのメンテナンス事例

実際にお客様が約10年間使われたオイル仕上げのテーブルを、表面の研磨とオイルの再塗布によって整えました。家具の状態や傷の深さによって仕上がりは異なりますが、木の表面を生かしたオイル仕上げだからこそできるメンテナンスです。

約10年使用したオイル仕上げテーブルのメンテナンス前
1.メンテナンス前
約10年間、ご家庭で使われたテーブルです。
オイル仕上げテーブルに付いた染みと色褪せ
2.状態を確認
色褪せや染み、細かな傷が見られました。
機械でテーブル天板を研磨している様子
3.表面を研磨
汚れを落とし、状態を見ながら表面を削ります。
研磨後のテーブルに使用するオイルと研磨道具
4.オイルで仕上げ
表面を整え、オイルを丁寧に塗り込みます。
メンテナンスが完了し木目と色艶が戻ったテーブル
5.メンテナンス完了
木目と色艶がよみがえり、また気持ちよく使える状態に。

※傷の深さ、割れ、反り、塗装の種類、構造などによっては、同じ方法で修理できない場合があります。
現物または写真を確認したうえで、作業内容をご案内します。

オイル仕上げの家具を気持ちよく使うために

普段は乾拭きが基本

水分や食べこぼしは、長時間置かずに早めに拭き取ります。
濡れ布巾を使った場合は、最後に乾拭きしてください。

熱いもの濡れたものに注意

熱い鍋や濡れたグラスは、鍋敷きやコースターを使うと、輪染みや変色を防ぎやすくなります。

乾燥したらオイルを補う

表面が白っぽく感じる、かさつく、水を吸いやすくなったときは、オイルメンテナンスの目安です。

オイルを塗る頻度は、樹種や使用環境によって異なります。「いつ塗ればよいか分からない」「自分でやるのが不安」という場合は、家具の写真をLINEでお送りください。状態を見ながら、お手入れ方法をご案内します。

OUR PHILOSOPHY

100年かけて育った木を、
その先の100年へ。

新しい家具を選ぶ喜びだけでなく、使い続ける喜びも届けたい。傷がついたとき、汚れたとき、暮らしが変わったときにも、「この家具をこれからも使いたい」と思っていただける関係をつくりたい。

たなかじま家具店がオイル仕上げの家具を提案する根底には、木と人の感覚を大切にし、家具を通して心地よい暮らしをつくりたいという想いがあります。

よくあるご質問

Q.オイル仕上げは、すぐに染みだらけになりますか?
水分を長時間放置すると染みになる場合がありますが、早めに拭き取り、コースターやランチョンマットを使うことで防ぎやすくなります。できてしまった染みも、状態によっては研磨と再塗装で目立ちにくくできます。
Q.自分でオイルを塗ることはできますか?
基本的なメンテナンスはご家庭でもできます。使用しているオイルや家具の状態によって方法が異なるため、購入時または作業前にご相談ください。
Q.他店で購入した家具もメンテナンスできますか?
塗装や構造、傷みの状態によって対応可否が異なります。まずは全体と気になる部分の写真、メーカー名や購入時期が分かる情報をお送りください。
Q.店頭でオイル仕上げとウレタン仕上げを比べられますか?
展示品やサンプルで、手触りや見え方の違いをご確認いただけます。ご家庭での使い方を伺いながら、適した仕上げをご案内します。

家具選び・メンテナンスのご相談

オイル仕上げの家具が自分たちの暮らしに合うか知りたい方、お使いのテーブルの傷や染みが気になっている方は、お気軽にご相談ください。写真を見ながらのご相談は、公式LINEが便利です。

営業時間 10:00~18:00 / 定休日 水曜日・木曜日

暮らしの幸せを考える たなかじま家具店

〒360-0833 埼玉県熊谷市広瀬490-1

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜日・木曜日

TEL:048-599-0777

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この記事を書いた人

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