たなかじま家具店でオイル仕上げの家具を提供し続ける3つの理由

家具コラム第6弾!!

「たなかじま家具店でオイル仕上げの家具を提供し続ける3つの理由」についてお話しします。

昔からたなかじま家具店ではオイル仕上げの家具を数多く販売しております。

正直言うとオイル仕上げの家具は手間のかかる家具です。

染みは付くし、木の動きもあり、一般的な家具(ウレタン仕上げの家具)に比べて扱いにくく、お客様自身にメンテナンスのお願いをしなくてはいけません。

よっぽどウレタン仕上げの家具の方が、販売側からすると扱いやすく、メンテナンスも不要で説明しやすく、売りやすい商品です。

確かに売りやすいから売るということで、もしたなかじま家具店でもウレタン家具を扱っていたら簡単にたくさん売ることはできたと思います。

しかし、『本当にそれで良いのかと。

”暮らしの幸せを考える家具屋”として、

私たちが長い間、本当に使いたいと思うものをご提供しよう!と思いオイル仕上げの家具を販売し続けております。

➀人間の感覚を大切にすること

その理由の1つの理由として

人間の感覚を大切にすること

人間はとても感性豊かな生き物です。
五感で感じ、些細なことでもとても敏感に感じます。

特に手のひらには約2万個のセンサーがあると言われ、触ったときには非常に多くの情報を感じ取れます。

オイルの仕上げの家具は無垢材の触った感覚や温度、湿度など人間が感じられる感覚を最大限に生かした仕上げ方になります。

触った時にさらさら気持ちよくずっと触っていたくなるような手触りです。
日々生活していく上で、触れた時に心地よく感じることがあるという事は、

とても大切で幸せなことだと思います。

例えば、天然木(無垢材)をオイル仕上げではなくウレタン塗装で仕上げてしまうと、表面を強い塗膜で覆ってしまうので、どんなに質の良い高級材を使っても、他のウレタン仕上げの安い材料と質感、肌触りなどは全く変わりません。

それに加え、ウレタン塗装は表面の水分や汗なども反射するという性質がありますので、特に夏場や梅雨時期などは湿気が溜まりべたついてきたり、手汗でぺたぺたするなどという事が起きてきます。

五感を大切にし心地よい暮らしを考えたいという方にはあまりウレタン仕上げはお勧めできません。

➁大切な資源をメンテナンスして大切に使い続けられること

次に2つ目の理由としては、

大切な資源をメンテナンスして大切に使い続けられること

木材は本当に長い年月をかけて生きています。

スギなどの針葉樹は成長が早く、まっすぐ成長するためよく建築材として使われますが、早いと言っても約40年の年月をかけてやっと使えるようになります。しかし、成長したからいざ、家具に使おうと思っても針葉樹は柔らかい木材が多いので家具に使うには向いていません。

家具材としては、一般的に使われているものは、広葉樹と言われている材料です。
【ナラ、桜、くるみ、ケヤキ、ウォルナット、ブラックチェリー】など固く大きく育つ木を使います。

広葉樹は、家具用の木材として使えるまでになんと約80年~200年と途方もない年月をかけて成長します。


そんな長い年月をかけて育った木を、生きた年数以上は使ってほしい。家具を作る人も売る人にも責任があります。

自分たちで使った後は、次の世代、また次の世代と受け継いでいってほしい。
そんな想いで一つ一つ販売しています。ていねいに暮らし、また次へと繋いで暮らしていくことは素敵な暮らしだと思っております。

③訪問メンテナンス・修理

オイル仕上げの家具は、表面の部分は無垢材そのものです。

そのため、傷やへこみ、染みなどが付いたとしてもきれいに直すことができます。
ご自宅で自分でも直すことができます。

特にテーブルなどは毎日使うものなので、どんなものでも10年、15年すれば傷だらけになってきます。

その様に傷だらけのままだと、本当に気持ちよく使っていただけていないのではないかと考え、たなかじま家具店では「出張メンテナンス」を行っています。
たとえどんなに傷だらけ、染みだらけになったとしてもご自宅にお邪魔しその場で、テーブルの表面を削り直しを行います。終わった後はオイルを再度塗り直しをし、その日の夜からきれいになったテーブルをお使いになれます。

写真の様に染みが付いているものが、まるで使い始め当初のようなきれいな木目に新しく生まれ変わります!!

このようにオイル仕上げの家具であれば日頃のお手入れからはじまり、出張メンテナンスと、家具をまた蘇らせることができます。

1.実際のお客様のテーブルです。ご使用して10年ほど経ったものになります。

2.オイルを全然塗っていなかったため、表面が色褪せ、染みや傷がいくつかありました。

3.汚れを落とし、機械で削っていきます。

4.オイルを塗り、紙やすりをかけ仕上げです。

5.オイルが乾くまで待ったら、完成です!

こうして100年生きた資源を、次の世代、また次の世代とつないでいくことがとても大切で素敵なことだと思っております。

たなかじま家具店では、販売だけでなくそのあとのご生活もサポートもさせて頂いております。

もしこちらを見てテーブルの訪問メンテナンスなどご興味がありましたらご連絡ください。

TEL  048-599-0777
LINE https://lin.ee/14d10BxR

逆にウレタンの仕上げのものだと傷などが付く時は、全て表面の塗膜の傷になってしまうので、ご自身では直すことができません。

工場に送り、塗装を一回全て剥がし、再度塗布し直すというとても手間とお金の掛かる作業になってしまいます。そのため数多くの方は傷や汚れがついてもそのままお使いになり、慣れてしまうというのが現状になっているのではないかなと思います。

*ウレタンの傷、表面の塗膜の傷

長く使っていく上ではいつまで経っても気持ちよく、快適にお使いいただきたい。

そして100年生きた木を100年先まで使っていただきたい。

たなかじまを選んでいただいた皆さまのために、本当に心地よい生活を送っていただきたい。

そんな想いからたなかじま家具店ではオイルの家具をご提案しております。

今後とも皆さまのご来店心よりお待ち申し上げます。

「暮らしの幸せを考える家具屋」


ご予約はお電話もしくはLINEでご予約下さい。
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たなかじま家具店田中島一仁
*感染症対策としてマスクの着用、手指消毒、検温などお願いしております。

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